レンタカーは普段あまり運転をされない方が運転をされることや、
慣れない道を走ることが多いためどうしても事故が起こってしまうことがあります。

レンタカーを利用中に事故に合ってしまった場合、まずは自家用車で事故を起こした場合と変わらず、必ず警察への連絡を行ってください。

次に忘れずにレンタカー会社あるいはレンタカー会社が契約している保険会社へ、
連絡を行ってください。
事故に合った際の連絡先は貸出手続きの際に渡される「貸渡証」に記載されています。

各レンタカー会社では「免責補償」と呼ばれる保険を用意しています。
免責補償の料金や補償内容はレンタカー会社によって異なるため、各レンタカー会社の公式サイトで確認するか、貸出当日に店舗スタッフまでお尋ねください。

ここでは免責補償でカバーできる補償内容の一例をご紹介します。

万が一の事故で車両が破損した場合(自走可能)、免責補償に加入していなければ、
対物・車両どちらにも5万円～10万円ほどの自己負担額が発生します。

しかし、免責補償に加入しておけば自走可能な事故に関しては、
この自己負担額が免除されます。

免責補償の加入代金は「1,100円～2,500円/日」ほどの料金のため、
加入されておくことをおすすめします。

レンタカー会社によっては免責補償に加え「NOC(ノンオペレーションチャージ)」と呼ばれる、補償を設けている会社もあります。

NOCとは事故によって車両の修理や清掃の必要がある際に、
お客様負担となる費用を免除する保証制度を指します。

補償内容や料金はレンタカー会社によって異なりますので、
こちらも各レンタカー会社の公式サイトで確認するか、貸出当日に店舗スタッフまでお尋ねください。

ここでもNOCでカバーできる補償内容の一例をご紹介します。

万が一の事故で車両が破損した場合、免責補償とNOCに加入していれば、
車両修理にかかる費用の自己負担額(2万円～10万円ほど)が免除される。

免責補償やNOCに加入していたとしても、必ずしも自己負担額が免除されるとは限りません。

自己負担額が免除されないパターンをいくつかご紹介します。
・貸出手続きの際に免許証の提示がなかった方が運転し、事故が起こった場合
・事故が起こった後、警察への連絡を行わなかった場合
・無免許、酒気帯び運転のよる事故の場合

これらの状況が認められた場合は、事故にかかる費用が自己負担となりますので、
ご注意ください。